漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
以前から便秘傾向にあり、そのまま放っておくと5~7日ほど出ないこともありました。
そのせいか、お肌の調子もいま一つで、ザラザラしていました。
最近では、冷たいものを飲食する機会も増えて、余計におなかが張って苦しくなることもあります。
これからの夏、暑くなるとクーラー生活が始まりますが、硬い便が益々出にくくなりそうで怖い・・・。
以前から下剤は試しているのですが、お腹が痛くなり下痢がひどくなるので、あまり使用したくありません。
そこで漢方薬を服用してみたいと思いました。
漢方の先生に相談すると、まず食生活を聞かれました。
パンや麺好きで、野菜嫌い、肉や脂っこいものもよく食べます。
この点を改善しないと、ずっと薬が必要となるため、せっかく漢方薬を飲むのなら・・・と食養生を始めるよう勧められました。
そこで無理のない範囲で、食習慣の改善をしました。
さらに甘いジュースや冷たい飲涼水・アルコールもほどほどにすることにしました。
そして野菜を摂るように意識して努めました。
すると便が徐々に柔らかくなってきたのです。
おまけに3日に一度は必ず排便するようになりました。
ひと月後には下剤を飲むことも全くなく、2日に一度は出る様になっていました。
この頃からお肌の調子が整い始め、くすみがとれて、ツルツルしてきたのです。
てきめんですね。
暑くなってきた今は、少しでも多くの野菜を摂取できるようにと水分補給として野菜ジュースを飲んでいます。
おかげさまで野菜嫌いもなくなり、便秘知らずの毎日を送れるようになりました。
食生活が原因による排便不良は、現代人に少なくありません。
胃腸に負担のかかるもの、食べる量や温度、調理法などにより原因は様々ですが、工夫次第で改善できると思います。
食事も毎日の積み重ねなので、ご自身の体質に合うものを適量摂ることをお勧めします。
合うものでも過ぎれば毒になることもあるので、ほどほどを心がけましょう。
快便になると、体のみならず気分もスッキリとするはずです。
今後も風通しの良い心身を保ちながら、快適生活をお過ごしくださいね。
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